P5A、高速BIOS、1007A。
1007Aを使うとオーバークロックが出来ない、CPUの耐性が下がると言われる。
実際のところ、どうなっているのか確かめてみた。
1007Aを使うと定格使用で高速化されるが、オーバークロックが全然出来ないので、
CPUIDを読みとる等、クロックアップ防止機能が付いているのではないかと予想された。
実際はK6-3/400が100*4.5、定格電圧であっさり動くのでこれは否定できる。
ところがこの状態でFSB105MHzにするとウインドウズの起動に失敗する。
CPUのコア電圧アップは効果なし。
このマザーのオンボードキャッシュはFSB120まで可能なはずでこれはおかしい。
BIOSでFSBの変更を妨げているのだろうか?
そこでI/O電圧を3.65Vにアップすると、FSB105、473MHzで動作可能になった。
FSB105MHzが可能なのでBIOSで禁止しているわけでは無さそうだ。
これはCPUが原因なのか、オンボードキャッシュまたはメモリが原因なのだろうか。
BIOSでオンボードキャッシュをOFFにしてみる。
するとI/O電圧、コア電圧の変更なしでFSB115、460MHz(115*4)動作に成功。
この結果により1007Aの高速性能の理由は、
オンボードキャッシュをぎりぎりで動かす事によって得られていることが分かる。
1007Aを嫌い、一つ前のベータ版BIOS、1007.4を使ってオーバークロックを楽しむ人がいるが、
古いBIOSでFSBをアップして使ったほうがよいのか、1007AでFSB100で使うべきなのか。
私としては、P5Aは電源周りが弱いので電圧アップや高クロックによる消費電力の増加は心配の種だ。
それよりも電圧アップの必要がない、やや低めのクロックでK6-3を使っても高速なBIOS、1007Aは歓迎できる。