富士通FM-V付属タイムドメインスピーカー

話題のスピーカーの入手に成功。

ファーストインプレッション

意外と重量感があり、スピーカーの底面に幅広のスポンジゴムが貼ってある。
重低音がなく、携帯ラジオかと思うような音の薄さ。

セッティング

入力はスピーカーから直接出ているステレオミニジャックのみで残念。
ケーブルも貧弱。
組み立ては説明書をみなくてもすぐ解った。
今回入手したものはなぜかACアダプタに洗浄機用と書いてあった。
スピーカーをモニタのやや手前の左右に置き、
音を出しながら、やや内側に向けていって音が正面から聞こえるポイントに配置。
BOSEのMM-1はスピーカーがやや上向きになっているため、
モニタの左右に置くと、ちょうど耳の高さへ向いてくれるのだが、
富士通のおまけタイムドメインスピーカーは正面を向いているので少し残念だ。
PC用なのだから上向きに設計するか、せっかくの卵形なのだから首振り機能が欲しかった。
コストアップが許されない付属スピーカーだから仕方ないのだろうか。

BOSE MM-1、ONKYO GA30Aと聞き比べ

ONKYOは心地よい落ち着いた厚みのある音が特徴。鈍重ともいう。
BOSEはメリハリが利いて、音の分解能が高く、ボーカルの声や楽器一つ一つがはっきり聞こえ重低音が響く。耳障りともいう。
タイムドメインスピーカーは高音が不足気味で、重低音は全くない。携帯ラジオみたいともいう。

ゲームをプレイしてみる

マイクロソフトのエイジオブエンパイア2をプレイ。
タイムドメインスピーカーは低音がなくて迫力に欠けるが、
ゲームをするのには不自由はない。

DCのパンツァーフロントをプレイ。
重低音が出ないのでゲームが楽しくない。
敵を撃破してもあっさり音しかせず、このゲームの音の重要さを再確認した。
「ドゴン」と爆発するところが「とかん」と爆発している。
これではゲームの迫力がなくなってしまう。

BOSE MM-1は景気良く爆発してくれるのでゲームの迫力が違う。
スピーカーをALTEC LANSINGのASC500に代えて重低音を響かせまくるとさらにたのしい。

MIDIでクラシックを聴いてみる

SC88PROでピアノの音をワルツで比較。

ONKYOは相変わらず心地よい音。
BOSE MM-1は高音低音ともしっかりしていて文句なし、透明感がある。

タイムドメインスピーカーは高音が足りない、プラスチックが鳴っているのかクリアな感じが足りない。

歌謡曲を聴いてみる

福山雅治、SMAP、篠原ともえ、椎名林檎、サザンを聴いてみる。
ONKYOは肝心のボーカルの声が聞き取りづらい。
BOSEはクリアな音でボーカルの声がはっきり聞き取れ、ONKYOより音の定位がはっきりしている。

タイムドメインスピーカーはBOSEから低音を削り取った様な音がする。
ボーカルの声がより一層自然に、目の前で歌っているのが聞こえる。
秀逸。
ONKYOやBOSEは良い音が流れているのだが、タイムドメインはボーカルが歌っているのである。

結論

今回比較した中ではオールラウンドな能力ではBOSE MM-1が最高。
良い音が聴きたいならONKYO。
人の歌を聞きたいならタイムドメイン。

タイムドメインスピーカーの仲間には10万円から30万円するものもあり、高級品の音は聞いたことはないが、
安物タイムドメインスピーカーのおかげでその思想の一端を垣間見ることができた気がする。

「それは豊かな低音を響かせるものでなければ、透き通るような高音を奏でるものでもありません。
アーティスト(音楽家)が伝えたい音やときには心までをも忠実にリスナーに届ける。」
TimeDomain http://www.timedomain.co.jp/より抜粋。


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